目次
ハンガリーのお得な両替方法(要点)
さくっと要点を先に説明すると、
▶市内へ行くために空港での両替は最低限必要
▶両替方法はクレジットカードでフォリントをキャッシング or 両替所で日本円からフォリントに替える *お得な両替所はDeak Ferenc Terにある(場所は後述、ハンガリー出国時はここで両替すると良し!)
スポンサーリンク
ハンガリーの通貨と両替
このページでは、ハンガリーの通貨と両替のシステムについて説明する。
まず、2017年から開始している新紙幣切り替えの最新情報については、以下のページにまとめてある。損をしないために旅行前には一度確認をしておいた方が良い。
ハンガリーの通貨フォリントについて
ハンガリーで流通している通貨はフォリント(表記:Ft)である。
紙幣:20,000Ft, 10,000Ft, 5,000Ft, 2,000Ft, 1,000Ft, 500Ft
硬貨:200Ft, 100Ft, 50Ft, 20Ft, 10Ft, 5Ft
最新ハンガリーの通貨事情
ハンガリーはEUに加盟しているが、どうしてユーロではないのか?と思うかもしれないが、 これには大人の事情がある。他の国に比べて経済が弱いので、独自通貨のフォリントが流通している。
最近はイギリスが将来EUを離脱することから、EUの魅力が下がっているため、
ユーロを導入しなくてもよいのでは?という政府・国民の意見が強くなっている。
※2012年ごろの円高のとき(1ドル = 85〜90円)は、100円 = 265〜270Ft
最近は円安と共に、フォリント高になっている。
※ハンガリーの通貨の歴史は(Wikipedia)を参考にしてほしい。
※最新のレート
var ccHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://www." : "http://www."); document.write(unescape("%3Cscript src='" + ccHost + "sendmoney.org.uk/widget/SM2-1.php' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
ハンガリーでユーロは使えるのか?
ハンガリー(ブダペスト)では、使える店、使えない店はそれぞれだが、
ブダペスト市内では使えるお店は多いが、レートは悪い!
例えば、コンビニ・スーパーのレジの後ろにユーロのレートが貼られていたり、
高級店では品物がユーロで値段表記されているため、そういう場面で使用できる。
そのとき、お釣りはフォリントになるので注意してほしい。
空港でのフォリントへの両替について
両替をする場合は、Inter changeという両替所が空港内の以下の場所にある。レートはよくないが、バスやタクシーで移動するのに最低限のフォリントの両替が必要だ。
▶︎荷物引き取り所の両替所(すぐ近くにATMもある)
▶︎ターミナル1の両替所
▶︎ターミナル2の両替所
*参考レート情報(*2017/9/24時点)
空港の両替所:100Ft (Buy) = 187円 *非常に悪い
レート上 :100Ft = 230円
日本円からフォリントへの両替はどこがお得なの?
ブダペストでは、空港、ブダペスト市内、観光地など、両替所は観光都市ブダペストの至る所にある。空港で最低限のフォリントへ両替したら、市内を移動する中でいくつか比較してレートの良いところを見つけて両替すると良いだろう。管理人がおすすめするのは、Deak Ferenc Ter周辺の両替所である。以下のレートで売買していた両替所があり両替をした。具体的な場所についても記入する。(2017/9/26)
[Deak Ferenc Ter周辺の両替所]
Buy 230 Ft / Sell 235Ft * 手数料:0.05% , 為替レート 100円=236Ft
また、管理人が感じたレートの良い場所と悪い場所を記載しておくので参考にしてほしい。
[レートが良い所]
・Deak Ferenc Terの中心地にある両替所(下の写真の青色の看板)
>>> Google Mapで両替所を確認する⇒
Google Mapより
[レートが悪い所]
・空港
・観光地内(特に王宮の丘)
▶︎市内の両替所
▶︎市内の両替所
最終日の両替について
フォリントは外貨としてあまり魅力的ではないので、 旅行最終日はできるだけ必要最低限の現金だけ残して、残りはクレジットカードでの支払いにした方がいい。
もし紙幣が余った場合は、上で紹介したDeak Ferenc Ter の両替所を利用することをおすすめする!
以下のカードは海外旅行専用のプリペイドカード。審査なく無料で作れるので便利だ。
街中のATMでフォリントの通貨を引きだしたり、VISA、Mastercardとして使用できる。
▶︎海外専用トラベルプリペイドカード NEO MONEY(VISA)
▶︎海外専用トラベルプリペイドカード マネパカード (Mastercard)
ハンガリーのお釣りの計算について
日本のお釣りの計算の感覚だと、不思議に思うのがお釣りの計算である。
以下の計算方法を知っておくとよい。
ハンガリーでの会計では、買い物の合計額に対し、
1の桁のFtの切り捨て、切り上げ処理がある。
具体的な会計のルールは、以下のとおり。
① 0 〜 2.49 → 0へ切り捨て ex) 合計102 Ft → 100 Ft
②2.5 〜 4.99 → 5へ切り上げ ex) 合計103 Ft → 105 Ft
③5.01 〜 7.49 → 5へ切り捨て ex) 合計107 Ft → 105 Ft
④7.5 〜 9.99 → 0へ切り上げ ex) 合計108 Ft → 110 Ft
もともと1Ft, 2Ftは1993年3月29日〜2008年2月29日まで流通していたが、
2008年3月1日から今のシステムに移行した。
この背景には、1Ft, 2Ftの通貨を作るのに原価が通過の価値以上にかかるという政府の事情がある。また、ハンガリー人は1Ft, 2Ftのお釣りは煩わしく思い、お釣りをもらうタイミングで「要らない!」と断る人が多かったという背景もある。
ハンガリー人の物価の感覚について
先日、音楽留学している日本人のピアニストとお話したのが、現地の人(ブダペスト)は、100Ftを日本円でいう150円くらい(1.5倍)で感じているという意見で一致した。
これは、地下鉄の片道のチケットが350Ft —> 現地の人の感覚だと525円くらいということ。
旅の参考にしてほしい。
[PR] ブダペストの予約人気ホテルについて
ホテルの予約がのびるほど良い部屋が取れなかったり、宿泊代が高くなったりします。
別のページにブダペストの予約人気ホテルについて まとめましたので、ホテル選びの参考にしてみてください。
ブダペストへの格安航空券を探す
準備はできた?ハンガリー旅行で必要なものを確認する